読書丸

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アウトプットの術が満載~アウトプット大全~

昨日参加した樺沢紫苑さんの講演会「真夏のアウトプット祭り」で頂いた書籍「アウトプット大全」を読んだので、その実践もかねて書評を述べる。

 

この本はアウトプットのための本で、”大全”と書かれているようになんと80項目にわたるアウトプット術が紹介されている。

アウトプットについてはすべて網羅されているんではないかと思うくらいたくさんのことが書いてある。

 

 

その中で自分が特に良いな、実践してみたいなと思ったことを3つほど挙げる。

  1. 感謝する
    感謝することは脳科学的にもとても良い効果があるそう。
    実際、ありがとうと言って感謝を述べると気恥ずかしさもあるが、言ってて気持ちよくなるということもあったなと。
    どんどん人にありがとう!って言っていこう!!

  2. 書き出す
    インプットの直後が脳が最も多くの情報を持っているが、時が経つにつれてその記憶はどんどん忘れていく。
    それなので、インプットした直後にノートなどに頭の中にある情報を思いつく限り書き出していくということを行うとよいとのこと。
    簡単に言うと、脳の中を紙に持って行くという感じ。

    また、脳の中の情報を書き出して見えるようにすることで、脳の中が整理されて片付くので、他のことを考えたりと思考することに集中できるといった効果もある。

    実際やってみるとわかるが、例えば、数学の公式とかを忘れないようにしながら計算するのと、公式を紙に書きだしてそれを見ながら計算するのでは圧倒的に後者の方が計算に集中できるかと。
    より専門的に言うと、ワーキングメモリ(脳の作業領域)の負担を軽くしてあげるということだそう。

    活用の仕方としては、悩み事とかどっちの選択肢がいいのかといったことを考える時には、頭に浮かぶ情報をどんどん紙に書き出していくことで思考そのものに集中できると言える。
    よりクリアに考えることができるようになる。
    なにか悩み事があったり選択しないといけない時はとりあえず紙とペンを出して思いつくままに書き出してみよう!!!
  3. 読書感想の書き方
    読書してさあその書評を書こうと思った時に、何を書こう?どう書けばいいのだろう?と悩む人がいると思う。
    実際、自分もそうである。
    その解決策として、一つのテンプレが紹介されていた。

    それは
    ・ビフォー:読む前はどうだったか?
    ・気づき:その本を読んで何を得たのか?
    ・アフター:気づいたことを実践してみてどう変わったか?
    という3つのテーマで順に書いていくということである。

    アフターについては、行動にまだ移せていない時はどのような行動をしていくかを表現することも良いらしい。

    これで何をどう書くかが明確になったので、書くことに集中できるようになるのではと期待している。

 

ぜひ皆さんもアウトプット大全を読んで、どんどんアウトプットをして、人生を変えましょう!!

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

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