自分の限界を突破するには!?
脳科学者として様々なメディアで有名でいられる茂木健一郎さんが書かれた「脳リミットのはずし方」という本を読みました。
”自分の限界を越えろ!”という標題があるように、この本は自分が無意識的に設定してしまっている限界を取り払おうというものです。
本書ではこの限界という表現を、ガラスの天井といった言い方でも表しております。
自分にしか見えない天井ですよね...
具体的には、「自分にはできない」「年をとりすぎている」といったような言い方を無意識にして、新しいチャレンジをするのを避けているのではないか?というものです。
日常振り返ってみると意外とそういう思考をしている人も多いのではないかと思います。
他人よりも自分で自分を勝手に縛ってしまっている状況です。
外的要因で出来ないならまだしも自分で束縛しているのはもったいないと思いませんか?!
自分はこの本を読んでそう感じるとともに、いろいろなことにチャレンジしていこうと思わされました。
茂木健一郎さんが脳科学者であることから、脳科学的にどうすればチャレンジできるようになるのかについて述べています。
簡単に説明しておきますと、
- 安全基地を設定する
- ドーパミンサイクルを回す
ということだそうです。
最初の安全基地の設定は、チャレンジしやすいようにいつでも、例えば失敗したときに、逃げられるような場所を作っておきましょうということです。
そうすると、最悪失敗したとしても現状維持のようなものとなります。
つまり、チャレンジしなければ現状維持確定だが、チャレンジすれば成功する可能性があり、失敗したとしてもチャレンジする前の状態になるようなものです。
そう考えると、チャレンジしやすくなりますよね!!
次のドーパミンサイクルを回すというのは、チャレンジして成功すればドーパミンが出て嬉しくなりまたチャレンジしようという気になるというのを繰り返す、というものです。
小さいころとかはもっとチャレンジ精神が旺盛だった人が多いと思いますが、そのころは何かにチャレンジして成功したら嬉しくなってもっとやりたいっていう気持ちになっていたと思います。
チャレンジすることは楽しいという気持ちがかなりあったのでしょう。
本書でもチャレンジするのが楽しくなるような状態をつくろうとありました。
ぜひこの本を読んで、チャレンジするのが楽しくなるような人生を送ってほしいなと思います。
そのためにも、日々小さなことでもチャレンジしていく姿勢を身につけたいなと感じました。
ドーパミンサイクル回しましょう!!!