読書丸

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完璧主義な人へ

完璧主義というのは、漫画やアニメの世界だとスゴイ人に備わっているもので、実際に完璧に何でもこなしてしまいます。

ザ・理想の世界だなって感じですよね。

 

一方で、現実としては完璧主義は理想的だがあまり良いようには見られません。

というのも、完璧にできるわけがないからで、しかも細部にこだわってばかりで時間を浪費しかねないという問題があるからです。

でも、なんか細かいところが気になってとか、失敗したくないから準備万端と思えるまでいろいろ調べたりしたくなっちゃう、という人もいると思います。

そして、計画だけで行動できない人になってしまうことが多いです。

 

その気持ちは自分もよくわかります。

テストに向けて知識を完璧に把握しなければとか思っちゃう人です。

いわゆる教科書の隅々まで覚えようとしちゃう人ですね、優先順位付けがへたくそなんですよ。

 

そうするとどうすれば効率的に勉強できるのだろうかって悩みができますよね。

そこで、適当主義で行こう的な本を読んだので、紹介させてもらいます。

 

すごい勉強法

すごい勉強法

 

 

タイトルの通り、勉強法について書かれた本ですね。

偏差値35から立命館大に合格し、さらに在学中に公認会計士を取られ、最終的にはビジネスで成功された金川さんという人が書かれたものです。

プロフィール的には、どんな勉強したらそうなるんだって思えますよね。

そのノウハウが書かれているといった感じです。

 

読んで自分が感銘を受けたところをメモって行く感じです。

・いきなり自己流で始めない:”自己流は事故る”

・その道の先を行く人のまねをしたり、その人をリサーチして情報収集をする

・ある程度情報が固まったら、50%程度で見切り発車する

・一度始めたら中途半端にやめたりしない:やると決めたらやる

・失敗を好意的にとらえ、情熱をもって続ける

・凡事徹底に努める

 

完璧主義のようなひとは最初の情報収集はけっこう行えると思うのですが、実行に移すタイミングがうまくできないと思います。

50%というので、自分としては、まあだいたい良いかなと思えるようになったら行動に移すことにしようかなと、してみます。

けっこうザックリ始めて、フィードバックを受けつつ徐々に修正していくという形ですね。

なので、ちょっと不十分かもしれないと思えるくらいで始めるのがちょうどよさそうですかね。

その辺はこれから意識してタイミングを見測るようにしたいと思います。

 

また、始めてすぐにうまくいかないとまた悩みだすということもあると思います。

そのときに心に留めておいてほしいのが、やると決めたらやるということです。

ある程度継続してやってみないとホントの成果はわからないと言われるのは、けっこういろんなビジネス書に書いてあるイメージです。

そこで、やると決めたことを徹底するという意味で、凡事徹底というのは、個人的には胸に刺さる言葉だなと思いました。

 

著者の体感によると、まず3か月真剣に取り組んでみると良いらしいです。

そこで、やると決めたことをやる期間は、少なくとも3か月は取ってみるというのを指標にしてみるといいのではないかと。

 

他にも著者が実践されたいろいろな勉強法が紹介されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか?

いろいろな角度で書かれているので、人それぞれ役立つ部分があるのではないかと思います。