書評とは何かを改めて考えてみた!
インターネットが発達することで、あちらこちらで様々な本の書評を見ることができるようになりました。
新書が出てちょっとすると書評があるというまでになっている気がします。
書評という文化がネットという空間でかなり大衆化しているイメージです。
なんで他人の書評を読むのでしょうか?
外れ本を引きたくないから、買う前に中身をチェックしたいけど、本屋で見るのはめんどくさいから?
書評を見れば、だいたいその本がどんな感じなのかを知ることができるので、本読むのはめんどくさいけどどんな内容か知りたいから?
人によっていろいろあるとは思いますけど、ちょっとそのことについて考えてみたいと思います。
まず、書評とは具体的に何なのでしょうか?
その本の要約とか、大事なところをまとめてみたとかそういうのじゃないの?って感じだと思います。
だいたいの書評サイトとか見ると、本が言っていることを書きましたというものが多いかなと。
個人的には、書評というのは以下の3種類の働きがあるのではないかと思います。
1、キュレーション
2、要約
3、解釈・意見の提示
多くの場合、書評というと2つ目の要約に当たると思います。
ただ、個人的には要約としか考えていないのは少し危険だと考えます。
それは、書評の書き手にとっても読み手にとってもです。
それがなぜかを次の記事で述べたいと思います。